仮歌

仮歌ボーカルの仕事(バイト)ってなに?【経験者が語る】

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先日書いた記事の中で仮歌ボーカルの仕事に触れました。
反響があったので、今回は仮歌ボーカルについてです!

ねこさん
1記事では書ききれないくらいボリュームがあるので、何回かに分けて分かりやすく説明したいと思います!
「音楽で食べていくぞ!」と決意した頃にやった歌の仕事の話

先日、生徒さんから Eさん 先生!音楽で食べていくって大変ですか?最初は何からはじめたんですか? って聞かれました。 くまさんボイストレーニングというテーマに関してはいささか自信がありますが、【音楽で ...

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え〜生徒さんの中にはですね、お金に困ってる方もいらっしゃるわけですよ、はい。

そしたらね、バイトをしようかな?って発想になるわけですよ、はい。
まぁ、居酒屋だったりコンビニだったり色々するわけですな。

そんな時、僕はこう言います!

うさぎさん
ちょっと待ったー!

せっかく歌をやっていて、上手くなりたいという気持ちがあるなら仮歌ボーカルのバイトをするべし!と。

仮歌の仕事の流れを解説

くまさん
そもそも仮歌ってなんぞや?ですよね。
今日は気分がいいので、ちょっと丁寧に時系列で説明します。

①自分で曲を書かないアーティストさんがおりまして〜

音楽業界には色んなアーティストさんがいらっしゃいますよね?
ざっくり大きく分けるとこんな感じでしょうか。

  • シンガーソングライター
  • バンド
  • アイドル
  • シンガー

シンガーソングライターやバンドは自分たちで曲作って演奏して歌いますよね?

ただ、ジャニーズやAKBみたいなアイドルは自分らで曲を書かない場合が多いですよね。
その他、タレントさんや声優さんみたいな方々がCD出しますよーって時も自分では書かないですよね。

んじゃ、アイドルとシンガーが歌う曲は誰が作るねん!って話ですわ。

そこで登場するのが職業作家さんです!

いぬさん

その職業作家さんはそれぞれ作家事務所に所属しています。

②コンペの話が事務所を通して職業作家さんへ

ある時、どこかの会議室で
「それでは、今度の月9は○○○でいきましょう!」が決まります。

その際、ドラマのイメージに合わせて、
こんな曲がいいのではないか?の方向性が決まります。

 

んで、曲の募集がはじまります!

そのアーティストさんが所属してる事務所・レコード会社なりから、作曲家が所属している作家事務所へ仕事の依頼のメールが飛びます。

超噛み砕くとこんな感じでしょうか〜

今度の月9ね、うちの○○○が担当することになったのよ。
青春もので舞台は夏だから、ハッピーでご機嫌な曲が欲しいのよね。

今回はコンペ形式でじゃんじゃん曲集めるから、おたくの事務所もお願い出来る?
締め切りは今月末だからよろしくねー!

とりさん

このメールが作家事務所から、そこに所属している職業作家さんの元に飛ぶわけですな!

 

コンペとは?

競わせること。

いろんな作曲家さんに曲を書いてもらい、大量に集まった中でイメージにぴったりなものを吟味する。
SMAPや嵐などのトップアーティストになると1000曲くらい集まるとか。

③作曲家さんが曲を作る

依頼内容は様々ですが、

  • 曲のイメージ
  • アーティストのキー(どこからどこまで出ますよ)

等の注文があります。

その注文を踏まえた上で職業作家さんは曲を作るわけです。

ねこさん
作曲家さんにも寄りますが、2、3時間で作っちゃうらしいです。
すごいですよねー流石プロ!尊敬します。

ちなみにこの時、作曲家さんは指定がない場合フルコーラスで作りません。
多いのがワンハーフって形です。

1例として簡単に言うと…
イントロ+Aメロ+Bメロ+サビ+大サビの構成です。

僕はMステバージョンと呼んでます。

とりさん

そんなこんなで曲が完成しましたよ!と。

④誰が歌うねん?

しかし、ここで一つ問題が。
歌が得意な作曲家さんだったら自分で歌えばいいですが、歌が苦手な作曲家さんは困ってしまって〜

わんわんわんわーん!
いぬさん

コンペの中には、

  • シンセメロ(ピアノやらの電子音で流れるメロディー)
  • ボカロ(初音ミクやらの機械の声)

はダメですよーとされてるものもあります。

うさぎさん
そして、何よりも大事な事実!

歌が上手い人が歌った方がコンペの採用率が高い!があります。

つまり自分で歌えない作曲家さんは、自分の曲を代わりに歌ってくれる上手な方を探します。

⑤仮歌ボーカリストに依頼

ここでようやく現れるのが仮歌ボーカリストですな。

大まかな流れはこんな感じ。

  1. 作曲家さんから曲のデータを受け取る
  2. 覚える
  3. 歌って録音
  4. ボーカルデータを作曲家さんに渡す

※この部分に関しては、次回の記事でもっと詳しく解説しますね。

⑥完成〜納品

仮歌ボーカリストから受け取ったボーカルデータをカラオケと混ぜ混ぜして、コンペに勝つために色々と化粧を施します。

そうして完成したものが所属してる作家事務所を通し、依頼主であるアーティスト所属事務所・レコード会社に届くわけです。

まとめ

つまり仮歌ボーカルってのは、作曲家さんが作った曲に歌をのせるってことです。

ねこさん
そして、その仮歌ボーカルのクオリティによってコンペの採用率が変わってくるという大事な役割なのですな!

次回は、

  • 仮歌ボーカルの仕事をするのに必要な機材
  • 仮歌ボーカルに必要な能力
  • ギャラ

などについて書きたいと思います!
乞うご期待!

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