さて、前回の記事で「換声点とはなんぞや?」についてまとめました。
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換声点(ブリッジ・ブレイク)とは?男女の音程について
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今回は、その喚声点をどうやって越えればいいか?について書きたいと思います。

ブレイクポイントをなくす簡単な3つの方法
声の裏返りをなくす簡単な方法を2つ+おまけ1つ紹介します!
①全部裏声で歌っちゃう
換声点は地声さんと裏声さんの協力が必要になってくるポイントです。
そこの仕事の分担割合をミスるから声が裏返るわけです。
なら最初から裏声で歌っとけばいいわけですな。
これフツーに女性に多いです。

「腹から声出せー」って言われちゃうやつですね。
②めちゃくちゃ小さい地声で歌う
息の量が減れば、地声さん裏声さんの仕事の難易度は減ります。
つまりミスが減るので、そこそこ二つの筋肉がある方ならこれで綺麗に繋がります。
ただ問題は声量が出ないことです。

ただ、バンドとなると厳しいでしょうね。
「腹から声出せー」って言われちゃうやつですね。
あと正確に言うと小さい地声とは、地声+裏声なのでちゃんと二つの筋肉が協力はしてます。
いや、むしろ裏声と言っていいかも。
③リップロールで歌う
歌詞が発音出来ないので、あくまでおまけです。
息を唇が支えてくれるので、小さく歌う時同様に二つの筋肉の仕事の難易度が減り綺麗に繋がります。
あ〜こんな感覚なのねーを体感するには使えるかなと!
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ただ、これでは裏返りや無理はなくても、強さ(声量)がないです。

換声点を本気でなくす練習は裏声
んじゃ、どうすればいいねん?ですよね。

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裏声強化のプロセス3段階
工程としては3つでしょう!
- 裏声が低音から高音まで出るように練習
- その声に地声の要素を足して行く練習
- どんな言葉(歌詞)でもその状態を保つ練習

とりあえず、一つめの工程のこちらをどうぞ〜
今後どんどん増やしていきますので乞うご期待!
まとめ(換声点をなくすのに何年かかる?)
さて、一体どれくらい練習すれば、この喚声点がストレスなく超えられるか?ですが…
これはどのくらいのクオリティを求めるか次第です。
シンガーとしてどのスタイルでいくか?で変わりますね。
- 弱々で良ければ先程の方法で3分
- よく言われてるのは最短で6年
- 僕が思うのは10年以上
正直なところ10年以上に関しても、まだまだ短いと思います笑
あっ、ちなみにボイトレに通ってる年数とは違いますからねー
ちゃんと効果的な練習を毎日したとしての10年以上です。
僕は初めてボイトレに通ってから19年程たちます。
が、未だにブリッジが怖いですw
まぁ、僕は平均以下のスタートなのでかかりすぎでしょうが…
