ギター・ピアノ・ソングライティング等色んなことを教えてる中で常々感じること。

こんなこと言うと楽器を教えられてる方に失礼ですよね…
どちらが優れてる・劣ってるとかの話ではなく、客観的に楽器と歌を俯瞰して比べた記事と思って頂ければ幸いです!
楽器と比べて歌の独学が難しい理由
理由を僕なりに2つにまとめてみました。
- 目で見て確認出来ない
- 最初からいくつかの癖を持ってのスタート
①目で確認出来ない
まず何と言ってもコレです。
ギターやピアノ等、右手と左手が目で見て確認できます。
=上手い人と自分の手を見比べることが出来ます。
つまり、
- 真似ることが容易
- 間違いに気付きやすい
と言えます。
目で見て確認が出来ない分、真似ること・間違いに気付くことが難しくなります。

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ボイストレーニングあるある
- 「大きい声を出すぞー」と、
本人が地声と思って出してるつもりでも、あまり地声の筋肉が働いてない。 - 「高音出すために裏声を鍛えるぞー」と、
本人は裏声を出してるつもりが実際は地声さんがかなり頑張って、肝心の裏声さんはちょっとしか協力してない。
なんてことはザラにあります笑

②最初からいくつかの癖を持ってのスタート
楽器の場合、ある程度個人差はあれど同じカリキュラムでスタートが出来ます。
例えば、ギターであれば
- チューニング覚えて〜
- 楽器の持ち方覚えて〜
- ピックの持ち方して〜
- 左手のコード覚えて〜
とか。
ところが歌の場合は、まず筋肉の偏り(癖)をとることから始めることが多く。
それが人によって様々…

youtubeの練習動画を活用して独学
いい時代になりましたー
youtubeの動画って親切ですよね〜無料であんなに沢山!
楽器の場合
僕は、楽器の練習はyoutubeを利用すれば、大丈夫なんじゃないの?くらいに思ってます。
もちろん!直接習う方が近道ですよー

理由はさっき言った目で見えるからです。
歌の場合
ただ歌の場合は反対かなぁ…
ネットには正しい情報もあれば、怪しい情報もあるので、それの目利き(耳利き?)が出来る人じゃないと無意味だったりします。
楽器の場合はカリキュラムというか上達のセオリーみたいなものが歌に比べて確立されてるから、どの動画も言ってることは似てるんですが…

まとめ(レッスンを受けることが近道)
「独学でボイトレやってるけど中々上達しないなぁ…」って方は、
声を聞いて喉の中で起きてることが分かる耳を持ったボイストレーナーにつくことをオススメします!
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それでも!って方のために、ボイトレ独学シリーズを頑張っていきたいとは思ってます!笑