Hさん
○○○ ってライブハウスって、ボーカルが「自分の声をください」って注文しても、「ちゃんと声出してください」って言われるんですよね?
って聞かれました。
はい、事実です笑
僕自身も言われたことありますし、この現場を何回も見たことありますし。
怖いですよね~
イラッとしますよね~
分かります。
僕も、このPAさんの真意が理解できない頃はそう思ってました。

今回は一見、冷たいように見える対応の真意についてまとめてみました〜
単にリハーサルの一幕ではなく、色んなことに通じることだと思います!
PAが「モニターにボーカルの声を返す」のは大変なこと?
声の音量を上げることが大変だったら、そりゃ断りますよね。
でもね、めちゃくちゃ簡単です笑
指でちょっとつまみをいぢれば終了。
一秒くらい。
唯一心配することがあるとしたら、ハウリングの問題かな。
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なんで、そんな簡単なことをしてあげないの?
単なる意地悪でしょうか?
昨日寝不足でイライラしてるから?
1秒くらいで出来る事を、なんでわざわざNOと言って嫌われる道を選ぶのでしょうか?

思い付きではなく、信念のある行動
そのPAさんとはたまに仕事でお会いします。
昔は怖かったのですが、今は優しさの塊にしか見えません。
むしろ、その方が現場にいると気楽になります、任せられる安堵感。
打ち上げで話すと、
「優樹には厳しいこと言いまくったよねーあの時はごめんねー」と言われます。
ちゃんと覚えてるんですよね。
何年も前のことです。
気紛れや思い付きの言動だったら普通忘れてるでしょう。

厳しい事を言わない人は実は冷たい
僕はそのPAさんと比べて、厳しいことを滅多に言いません!
理由は嫌われたくないから、疲れるからです。
つまり、相手のことより自分のことを考えてるんですよね〜
厳しいことを言わない人は一見優しいようで、実は冷たいのです。
だから、最近は厳しいことを言う努力をしてます。
ただね、ぐったりするんですよね~二日酔いの比じゃないくらい笑
対して、筋の通った苦言を言ってくれる方は、自分のことより相手のことを考えてます。
身を呈して、甘さに気付かせようとしてくれてるんです。
素晴らしい!

悔しい気持ちをボイストレーニングに向けよう!
とゆーわけで、PAさんに「ちゃんと声を出してください」と言われたら、言葉のままちゃんと声を出しましょう。ボイトレするなり、歌いまくるなりして声を磨きましょう。

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ムカつく気持ちは分かります。
せっかく湧き上がったそのエネルギーは反骨精神として原動力に変えてください。
次会った時に見返してやればいい。
そのためにめちゃくちゃ喉を鍛えてください。
間違っても、「もうここではライブしない!」とはならないでくださいね〜
