注意ポイント
2015年の記事です。3年程経って考え方や伝え方が変わってきました!
より分かりやすく説明が出来るよう近日中に記事を修正します!
YUIさんに憧れて、ギター弾き語りでライブデビューを目指してる生徒さんがいるのですが、
今、一番重きを置いてレッスンしてるのが、右手のストロークです。
お客さんが飽きないギター弾き語りをするために
ギター弾き語りで一人で演奏する場合は、機械や人間と合わせるアンサンブルではないので、インテンポである必要はありません。
多少リズムが甘くても、メロディーである歌が良ければOKだ!と僕は考えます。
ただ、リズムのたるい弾き語りはお客さんが飽きてしまいますし、全部同じ曲に聞こえたりします。
1曲だけの演奏ならまだ場が保つかもしれませんが、30分くらいのステージになってくると辛いですね。
ギター弾き語りは、なんで飽きるのか?
理由はシンプルに、音が、歌とギターの2つしかないからだと思われます。
七色の声が出て、30分ステージの5曲を、まるで別人が歌ってるかのように感じさせるボーカル力があれば、右手はじゃら〜んと全音符だけでもいいかもしれません。むしろアカペラでいいかも(笑)
そんな人はあまりいないでしょうから、お客さんの心を繋ぎ止めておくためにはギター力もあるに越したことはないですね。
ただ、あくまで主役はメロディーである歌なので、なにも難しいことをする必要はありません。
大事なのは、最低限のリズムキープ、曲の持つビート感の演出
ギターに引っ張られて、肝心の歌が残念になってしまうのを防ぐためにも、基礎としてリズムキープ力は欲しいところです。もう一つ猛烈に大事なのがビートですね。
16でのりたい曲なのに、8フィールのストロークだと、べたっとした印象になり16特有のドライブ感がなくなります。
どの曲も同じように聞こえてしまう印象があったら、テンポ(BPM)ではなく、ビート感が似てしまってるというのが疑われます。
オススメの練習方法
- 原曲を流して一緒にアンサンブルしてるような感覚になるまで、ひたすら練習
- メトロノームを裏拍で鳴らして、自分が表になって練習
- ドラムマシンでリズムパターンを鳴らして練習
等ですね。これはギターに限らず他の楽器もそうですし、歌にも効果的なトレーニング方法です。一気にリズム感が良くなります。
最後に
特に初心者の場合、左手のコードチェンジや、バレーコードばかりに目がいってしまいますが、ギター弾き語りの肝は右手にあります。右手は歌でいうところの息になります。
つまり、音を発するための一番最初の部分です。