弾き語り(ソロ)で音楽活動してく上で、演出のマンネリ化を防ぐために試行錯誤を繰り返してきました〜
その中の施作の一つが、ボーカルエフェクターです。
ボーカルエフェクターとは声をいぢる機械のこと。
声を加工してロボットみたい声にしたり、一人で歌ってるのにハモリを加えて2声にしたり、ディレイを加えて声をやまびこみたいに繰り返させたりみたいな。

Play Acousticのオススメポイント
僕が思うオススメポイントを4つ紹介します〜
①小さく軽いから楽
昔はアンプを持ち込んだり一回ライブするにも大掛かりでした。
ただ活動してく内に「いかに身軽に、且つセッティング時間を短縮できるか?」のスタンスに変わってきまして〜
Play Acousticは小さくて軽いので楽です。
横が20cmで、重さは1kg。
ギターのギグバックのポケットに入っちゃうくらいですな〜
・寸法(H x W x D):45 mm x 200 mm x 156 mm
・重量:1.0 kg
②操作がシンプルで楽
ちょっといぢってみれば使いこなせるくらいシンプルです。
ギタリストやキーボーディストって機材をいぢるのが苦じゃない人が多いイメージですが、ボーカリストって面倒くさがる人が多い気がします笑

③ハモリとコーラスの精度がいい
マイクを使って歌うと、その音を検知して勝手にハモってくれるコーラス生成機能が優秀です。
ギターか電子ピアノをINPUTに入れてコードを鳴らすと、そのコードの音を検知して自動で音をチョイスしてくれますので、ハーモニーが崩れることがありません。
僕は字ハモでは使わず、「うーあー」系のコーラスとして使用してます。
ちなみにハモリ機能だけだったら、こちらの方が操作も簡単で価格も安いです。

④アコギの音が素晴らしい
「BodyRez」という、エレアコのピエゾ臭さをとってアコギ本来の生っぽい響きを再現しますよーって機能がついてます。
これが中々優秀で、最初びっくりしました笑
思わず、その機能単体のエフェクターを買ってしまいました笑
あとはTC Electoronicで有名なリバーブも中に入ってて、こちらも勿論いい感じ!
合わせてコーラスも入ってます。

Play AcousticのプリセットとEQ処理について
褒めるばっかじゃ、ちと胡散臭いので一応辛口(?)というか、あくまで個人的な感想も付け加えておきます。
最初から用意してあるプリセットについて
ご丁寧に100種類以上用意してあるプリセットに関しては全く使いませんでした、ごめんなさい。
これはスタイルに寄るとは思うんですが、「ちょっと派手すぎて、わざとらしいかな?」って印象で。
バンドだとこれくらいでも自然に馴染むのかもしれないけど、僕はあからさまに作った感じは出来るだけ避けたくて…

ボーカルマイクのEQ処理について
ボーカルマイクのトーン設定をプリセットから選べるのですが、同じく派手なEQ処理が施されてます笑
いわゆるハイ上がりな処理というか。
一聴すると声の抜けが良くなった感じはあるんですが、ちょっと不自然に作ったような音だったのでOFFにしてます。
ただOFFにしてもローが痩せるという笑
ライブの時はPAさんに上げてもらってました。
う〜ん、もしかしたらマイクとの相性もあるのかも?
ちなみに僕がライブでよく使うのがSHUREのBETA58。
んで、メーカーが推奨してるのがコレ。

僕のステージでの使用方法
僕がどんな風にPlay Acousticを使ってるか?を紹介しておきます。
リハーサルの有無で活用方法を変えてます。
- リハーサルがあるライブ・イベント
- リハーサルがないイベント
①リハーサルがあるライブ・イベントの時
空間系(リバーブ、ディレイとか)は完全に切って、PAさんにお任せします。
使うのは、ハモリ・コーラス生成機能とエフェクト機能のみって感じ。
アコギは別でDI通して送るので、Play Acousticは介さないことが多いです。(さっき褒めといてw)
②リハーサルがないライブ・イベントの時
事前にボーカルとギターのバランスをとってエフェクトもかけた状態の2MIXをそのままPAさんに送って、メインスピーカーに出してもらってました。
PAさんはフェーダーで音量だけいぢってもらって、2MIXをそのままモニターに返してもらう感じ。
モニターにリバーブのかかった音が返ってくるんですが、弾き語りなんで特にハウリングすることはないです。

過去にリハがないイベントで辛い思いをした上での防衛策というか。
ただ…全て自分が担うわけなので完全なる自己責任となります笑
まとめ
ちなみに他にルーパー機能とかもあります。
- ボーカルエフェクターとして
- ハモリのライン作りとして
- アコギのエフェター兼DIとして
- リハがないイベントの安全策として
