生徒さんの声
先生!自分に合った曲をどうやって選べばいいですか?
この質問はめちゃくちゃ多いです。
特に発表会前の時期は、選曲について「あーじゃない!こーじゃない!」が繰り広げられます。
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【案内】発表会・2019夏 開催
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少しでも参考になれば幸いです!

ちなみに、選曲の際のメロディーの判断方法についてはこちらの記事でまとめてます!
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①歌ってる時の自分の感覚を信じて選曲
レッスンで選曲をする時の話です。
生徒さんに5曲くらい歌ってもらった後に、
「どれがいいと思いますか?」って問いかけると、生徒さんの回答は、ほぼ僕の意見と同じです。

歌ってる最中に、自分が気持ちがいいと思える曲が正解ですね。
上手に隠そうとしても、
「苦しい」や、「ここ嫌だなぁ」、「よく分からない」は聞いてる人に伝わってしまいますしね。
②人に聞いて選曲
人に「この曲が合ってるね。」と言われたからチャンスです!

人は他人のことに関しては勘が冴えて的確なアドバイスをします。
Ⅰ 専門家に聞いてみる
歌を習ってるのであれば、先生に相談してみるのが一番です。
一意見ではあるのですが、専門家の意見は今まで何百回とその質問に答えてきた後の一意見です。

Ⅱ 友達・家族に聞いてみる
素人だからと侮ることなかれ、ちゃんとした判断をしてくれます。
事前に候補曲を3〜5曲くらいに絞ります。
ワンコーラスのみ聴いてもらって、判断してもらうのがいいと思います。

フルコーラス聞くと悩んでしまい直感力が衰えますので、ワンコーラスの方がより正しい判断をします。
③自分で聞いて選曲
同じく候補曲を絞った上で、携帯のアプリ・ボイスレコーダー等で録音しましょう。
専用のマイクがあると嬉しいです。
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録音するのは同じくワンコーラス。
理由は先程と同じく直感力。
そしてあと2つ注意するポイントがあります!
次の日の午前中に聴いて判断すること
人間は朝起きて1時間後くらいが、一番判断能力に優れてます。

疲れや、上手くいかない歯痒さで判断をミスりやすいです。
僕が尊敬するDaigoさんの本で勉強しました〜
イヤホン・ヘッドホンで聴いて判断すること
スマホのスピーカー・ボイスレコーダーの内蔵スピーカーで聴くと判断を誤ります!
内蔵スピーカーは低音が鳴りません。
そのため、音楽の低音部を担当する
- ドラムのバスドラ(キック)
- ベース
が聞こえません。
それが聞こえないということは、自分の声とカラオケのズレが聞こえないということになります。

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④自分の声質と似てる歌手の曲を選曲
家族や友達から、「この歌手の声に似てる」と言われたらチャンスです!
声質が似てるということは発声のバランスが近いとも言えます。
喉の外の筋肉の引っ張り具合ですね。

難しいですよね…
こちらで分かりやすく解説してますので、良かったら参考にされてください。
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発声のバランスが近いという事は、
得意なこと苦手なことも、その歌手と似るということです。
- 音の高さ
- 音の長さ
- 音の飛び方
とかですな。
つまり、自ずと歌いやすくなります!
まとめ(選曲の上手さは訓練で鍛えられる)
- 歌ってる時の自分の感覚を信じる
- 人に聞く
- 自分で聞く
- 自分の声と似てる歌手の曲を歌う
全部を組み合わせていけば、段々自分の合った曲を探す能力(慣れ)も上がってきます。
選曲の上手さも訓練みたいなものなので。

歌唱力と合わせて磨いていけるといいかな!と思います。