ライブ・発表会が近くなると「歌詞を間違えたらどうしよう…」という不安の声をよく聞きます。
確かに不安になるのは分かります。
ただ、不安のみは百害あって一利なし。
かといって湧き上がってくる不安という感情を抹消することは無理でしょう。
大切なことは、不安としっかり向き合うこと!です。
つまり、考え方と対処方法をしっかり準備することです。
一例として、僕の考えや対処法をご紹介しますね〜
歌詞が飛ぶことを大失敗と思わず、気楽に考えよう!
そもそも、歌詞を間違えることがそんなに大きなことでしょうか?
考えてみてくださいな〜
友達のライブや、好きなアーティストのライブを見に行って、そのアーティストが歌詞を間違ったとします。
「ちくしょーふざけんな!」とか、
「あ〜もう終わったなー」とか思いますか?
フツーないと思います。
知らない曲だったら間違えたことにも気付かないでしょうし、むしろ「がんばれー」的な応援したい気持ちが湧いてきませんか?
数時間も経てば、間違えたという事実すら多くの人の記憶から消えてるでしょう笑

自分で勝手に大ごとにしてしまってるだけです。
ミスした後の対処方法が一番の問題!
とゆーわけで、間違えることに関しては左程恐れなくていいと!
問題はその後。
「間違えた際に、どう振る舞うか?」
です。
こっちの方が断然大事!
歌詞を間違えてしまうと、動揺しますよね。
その動揺に引っ張られると次々とミスが続いて、1部分だけではなく曲全体、ライブ全体が壊れてしまいます。
さらにバンドの場合は、一人のミスが他のメンバーのミスを誘発してしまい、総崩れしてしまうというケースも多々あります。
そんな最悪の状態にならないためには、どうすればいいか?

トラブルがあった時用の練習メニューを取り込もう!
では、間違えた時用の練習とは何か?

具体的には、
- 練習中に歌詞を間違えたら、そこで演奏を止めたり最初からやり直したりするのではなく、ハミングやスキャットでアドリブを入れる練習。
- わざと歌詞を間違えて、動揺せずに戻ってくる練習。
この二つをいっぱい練習してると、本番間違えたとしても冷静に対応が出来ます。
ギターの弦が切れた時の対応の練習
歌詞を忘れてしまうというミス同様に、ギターボーカルの場合は演奏中に弦が切れてしまうというトラブルも起きます。
これに対しても事前にしっかり練習しておけば、動揺せずにピンチを乗り越えることが出来ます。
それは、ストラップを付けて立った状態でMCをしながら弦交換をする練習です。
次の曲の解説とか秘話的なものを上手いこと話しながら弦を変えて、何事もなかったかのように次の曲に繋ぐ練習!

ミスしても対処次第で、ピンチをチャンスに変えることが出来る!
まとめると、
- 「歌詞を間違うのは大したことではない」と開き直って、不安に潰されないようにする。
- 想定できるミスを事前に練習して、対策をしっかり打っておく。
です。
それに、歌詞や演奏のミスや、機材トラブルを上手に乗り切ると逆にライブが盛り上がったり、評価が上がったりということはよくあります。

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