みなさん、リハーサルはご存知ですよね?
今回はこのリハーサルの流れや意味合いについてまとめてみました。
というのが、
リハーサルってすごく重要なんです。
僕はPAさんから怒られたり、
先輩のツアーバンドを見て学んできたんですが、
最近改めて重要だな〜って感じるので、是非シェアさせてくださいな。
リハーサルは打ち合わせの時間
リハーサルは練習をする場所ではなくて、
ライブハウスやイベントのPAさん照明さんとの打ち合わせみたいな時間です。
- 外音を作る時間
- 中音を作る時間
- 照明の演出を作る時間
単なる練習の時間になってしまわないように気をつけてくださいね。
練習は前日までにしっかり済ませておいて、
リハーサルは上記の3点に集中しましょう。
リハーサルの流れと注意点
上に書いた意味合いも含めて、
実際の流れについてです。
❶ セットリストに記入
曲順・長さ・テンポなどを書きます。
大事なことは分かりやすい字で丁寧に書くこと。
ライブをサポートしてくれるPA・照明さんに、雑に書かれたセットリストを渡すことは失礼です。
あと、
曲の一部で注文がある場合は歌詞カードを用意すべきです。
該当箇所にマーカーを付けたり、
演奏時間を記入しておくと親切です。
- ここのボーカルにディレィをかけて欲しい
- ここでアコギソロがあるので、ボリュームを上げて欲しい
❷ サウンドチェック
曲を演奏をする前に、回線と音量のチェックがあります。
ここはPAさんが進行していくので「ギターくださ〜い」って言われたら、ジャガジャガ〜と弾きましょう。
PAさんが知りたいのは2点です。
- 平均的にどのくらいの音量か?
- 一番大きい音はどれくらいか?
ボーカルは、
喋る時の声ではなく歌う時の声を出しましょう。
曲で使う声と違うものを出されてもチェックにならないので。
❸ まずは1曲演奏
サウンドチェックが済んだら曲をやりましょう。
バンド・グループが一番やり慣れてる曲がいいと思います。
必ずしも最初から最後まで通して演奏する必要はありません。
2番からやり始めてもいいし、2番くらいまでで終わってしまってもいいです。
- ちゃんとメンバーの音は聞こえるか?
- 自分の音が大きいか?小さいか?
などの中音に意識を集中しながら演奏しましょう。
❹ PAに中音の注文
いつも練習してる時と比べて、
「なんか勝手悪いな〜」と感じたらPAさんに注文を出しましょう。
「ボーカルです、ドラムの音と自分の声を少しください。」
こんな感じで。
❺ 部分確認や照明演出
ここまで終わったら、リハーサルでやるべきことの最低限は終わりです。
残り時間を使って、細かい部分を詰めていきます。
- 曲調の違うものをやって中音を確認
- 演奏中にメンバーの誰かが客席に出て外音を確認
- 曲中で注文のある部分を確認
- SE(オープニング)か1曲目の流れを確認
- 照明を確認
❻ 事前準備
最後になりましたが、
リハーサル前にやっておいた方がいい事前準備です。
限られたリハーサル時間を効率良く使うためにも
- どの曲をリハの1曲目にやるか?
- 次にどの曲をやるか?
- どの曲の部分確認をするか?
- 照明はどうする?
とかの打ち合わせをしとくといいです。
ライブ本番が成功するかは、事前準備にかかってるので!