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スタジオやライブで「マイクがハウリングする」原因と解消方法

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ライブ中や、スタジオの練習中、カラオケの時に、
「キーン」とか「ウォーン」みたいな凄い高音とか低音が出たことありませんか?

これをハウリングと言います。
略して「ハウる」ですね。

今回はその原因と解消方法を提案しますね。
参考にどうぞ!

ハウリングとは?

ハウリングは、
こんな流れになってます。

  1. マイクを使って声を出す
  2. その声がスピーカーから出る
  3. スピーカーから出た音がマイクに入る
  4. その音がまたスピーカーから出る

こんな流れで③と④がループすることで、
音が増幅してくわけです。

その結果、
「キーン・ウォーン」になるわけです。

ハウリングの原因と解消方法

ハウリングの原因は大きく分けると3つです。

❶ マイクの使い方が原因

マイク自体がヘタってるという場合もありますが、
マイクの使い方が悪いケースがほとんどです。

カラオケでもライブでも、
4つのポイントに注意してください。

  1. スピーカーにマイクを向けない
  2. マイクの網の部分を覆うように持たない
  3. マイクは口の延長線上に
  4. マイクを口から離し過ぎない

この4つが、
マイクの使い方の基礎です。

❷ ボーカルの声量が原因

歌う人に声量がない場合、
ハウリングはどうしようもない…的な部分もあります。

声量を上げるには地道なボイトレが必要です。
地声系の筋をしっかり育てつつ、
喉を吊ってる外側の筋肉を柔軟に使えるようになる必要があります。

ボイトレの中でも、
「声量を上げる」というテーマは時間がかかる部類なので大変ですが、少しずつ声は変わっていきます。

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ボイトレなしで簡単に出来るとしては、
出来るだけよく笑う、とかですね。

ちなみに、
こういった出力の大きい+超単一指向性のマイクを使うって手もあります。
ライブでもスタジオでもカラオケでも活躍してくれます。

❸ バンドの音量が原因

バンドでライブをする場合、
楽器隊が「おりゃー!」って爆音で演奏すると、ボーカリストは自分の声が聞こえにくくなります。

自分の声が聞こえないので、
モニタースピーカーから自分の声を返してもらうことになります。
そうなると当然ハウる確率は上がります。

上手いミュージシャンはボーカルの声量に合わせて楽器の音量を調整することが出来ますが、まだ歴の浅い楽器隊だとどうしても音がうるさくなってしまいます。

つまり、
バンドの場合、必ずしもボーカルだけに原因があるわけじゃありません。

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Youki
YOU VOICE LABOの代表。 おかげさまで予約の取れないボイストレーナーをやってます。