闇雲に歌ったりボイトレするよりも、原因や理由を分かってる方が練習の効率もいいし、なによりもモチベーションが続きます!
でも、よし!と、本を買ってみたりネットで調べてみても難しくて挫折しちゃう方が多いかなと。

地声さんと裏声さん(内喉頭筋)
あるところに喉というお家があります。
このお家には2つの筋肉が同棲しています。
2つはこのお家の中で仕事をこなしています。

地声さんと裏声さんの仕事(役割)
- 地声さん:声帯を閉じること・厚く寄せること
- 裏声さん:声帯を開くこと・薄く引き伸ばすことこと
声帯とは喉の中にある2枚のヒダです。
声帯が息を受け止めて振動することで声になります。

より専門的な解説はこちらの記事で!
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地声さんと裏声さんの得意分野
- 地声さん:低い声・大きい声を出すこと
- 裏声さん:高い声・小さい声を出すこと
この2つの筋肉が協力することで歌が歌えるのです!

歌の悩みの原因は喉の中にある
2つの筋肉が協力して仕事(声を出す)をこなすと、ストレスなく気持ち良く歌えます。

一例を挙げると…
- 声が小さい:地声さんの力不足
- 声が枯れる:地声さんの力不足
- 音程が当たらず低い:裏声さんの力不足
- 音程が取れない:2人の協力不足(特に裏声さんの責任が大きい)
この時ご近所に住んでる息(腹筋)さんを思い出す方もいるかもしれませんが、あくまでもお家の中で起きてることなので2つの筋肉の問題です。

ボイトレとは二つの筋肉に仕事を与えて育ててあげること
ボイトレは人(子供、部下、後輩)を2人同時に育てることと一緒です。

なので、流れとしては大体こんな感じでしょうか。
- 地声さんに簡単な仕事を与える
- 裏声さんに簡単な仕事を与える
- それぞれの仕事の難易度をあげていく
- 2人が育ってきたら、共同作業を与える
- 共同作業の割合を変える
- 難易度をあげる
※①と②の順番は人それぞれ違います。
そう考えるとボイトレってシンプルでしょ?

地声さん・裏声さんを鍛える具体的なトレーニングに関しては、
ボイトレ独学シリーズで説明していきます!
まとめ
ここまで喉というお家の中について語ってきました。
まとめると…
- 喉の中には2つの筋肉が住んでいる
- 地声さん・裏声さん
- 地声さんの仕事:声帯を閉じる・厚く寄せる
- 裏声さんの仕事:声帯を開く・薄く引き伸ばす
- ボイトレとは2つの筋肉に仕事を与えること
次回予告(喉を外側から支える4つの筋肉)
ただ、この喉は何かに固定されてるわけではなく浮いています。
そのままでは浮くことは出来ないので、4つの筋肉によって吊られてる状態です!
次回は、この4つの筋肉について書きたいと思います!

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ボイトレをする前に知っておきたい喉の筋肉の話【外側編】
ねこさん前回、喉というお家の中に地声さん・裏声さん2つの筋肉が同棲していて、この2つの協力によって歌が作られるという話をしました。 今回はその喉を外から支える4つ筋肉についてお話ししたい思います! 喉 ...
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この記事はこの本を参考に、よりライトでシンプルにアレンジを加えたものです♪